5つの特典で嬉しい
ご自宅での葬儀【後編】
- 2021.03.20
- スタッフブログ
3月も中旬を過ぎ、卒業式や受験の季節。
気温も上がり、過ごしやすい時期になってきましたが、皆様におかれましてはお元気にされていらっしゃいますか?
さて、今回は自宅葬【後編】。
まずは【前編】の振り返りです。
最近「自宅葬」が増加傾向にあり、4つの要因から考察しております。
①費用を抑えられる
②故人様を自宅から送りたい
③自宅を離れられない諸事情がある
④コロナ禍で波及した要因
前回は、①②を考えてみました。
後半では、③④の考察でございます。
③自宅を離れられない諸事情がある
お客様の実際の声より
「要介護の家族がいるので、喪主の私は自宅を空けられません。葬儀当日は(ムラキの会館に)出席することが出来ないですが、よろしいですか?」というお言葉でした。親様は持病がありコロナ禍で施設入所されていないとのことでした。
10名以内のお葬式であれば、自宅葬でも可能であることをお伝えしました。
喪主様は、会館葬が当然で、自宅葬は考えもつかなったようでした。
そして、ご自宅での葬儀を無事終えることができました。
勿論、3密回避と換気や体温計測等の対策は必須です。
ご家族全員が故人様を心ゆくまでお送りできたことが、何よりも良かったことだと感じました。
お葬式は、会館で執り行う主観をお持ちの方が大多数だと思いますが、時としてご自宅での葬儀が最善であると考えます。
④コロナ禍で波及した要因
【コロナ禍】葬儀現状
家族葬主体となり、親族の中でも高齢者や遠方の方は参列を辞退・お断りをされる事がほとんどとなりました。
以前の家族葬よりも人数が絞られ、10名程度の規模が目立つようになりました。
一般葬をお考えのお客様には、通夜の式前後に「お別れ焼香」をし退室いただく形式を提案させていただくようになりました。
【自粛長期化】の影響
自粛長期化により、世論も一様となりつつあります。
例えば、葬儀参列は「控えよう控えてもらおう」という考え方です。
ですから、自宅葬をしても、ご近所の参列はお断りできるようになったということです。
これは、あくまで、ここ揖斐郡内で感じていることで、どの地域にも当てはまる訳ではありませんが、
前述の「控えよう控えてもらおう」の考えは、もはや客観的な考えになったと思うます。
自宅葬が増加し感じたことは「家族葬をしたいけど、自宅では難しいよなあ(ご近所の参列は断りにくいし)」と思われている方が意外と多くおられるということでした。
以上、あくまで私の主観的な意見となりますが、自宅葬増加にはコロナ禍が大きく関わっていることは間違いないと考えます。
文責 藤原