ご自宅での葬儀 【前編】

  • 2021.02.24
  • スタッフブログ

2月ももう終わりますが、「温かい」「寒い」を繰り返していますが、春が近くまで来ているのも感じと取れる時期にもなりましたね。

さて、今回は表題のように自宅葬。

私個人の感じたことを書かせていただきます。

葬儀会館がたくさん建設され、自宅から個人様をお送りする「自宅葬」の件数は大幅に減少しました。

自宅で祭壇を飾り、手間がかかる。ご近所の手伝いも必要などの理由で、会館での葬儀を希望する方が多かったのも理由の一つなのだと考えます。

しかし、この数ヶ月で「自宅葬」が増加傾向にあります。

4つの要因から考えてみました。

①費用を抑えられる

②故人様を自宅から送りたい

③自宅を離れられない諸事情がある

④コロナ禍で波及した要因

以下に、それぞれの要因を詳しく解説していきます。

①費用を抑えられる

自宅葬では、葬儀費用を抑えることができます。

例えば、式場料金。会館を使用しないので不要です。

設営費。昔のような設営(提灯や白幕張りなど)は望まない方がほとんどです。その分の費用も大幅に抑えることができます。

祭壇料金。祭壇がなくても、お葬式は可能です。

纏めると、式場料金・設営費・祭壇料金が抑えられる=負担が減る。

華美でなく質素(シンプル)なところも時節柄かもしれません。

 

②故人様を自宅から送りたい

こちらのご希望は非常に多く感じます。「お父さんが建てた家なので」や「長年住んできた家から送りたい」というお気持ちをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

しかし、「収容人数を考えると・・・」という壁。会館でのお葬式を選択される方もいらっしゃいました。

また、自宅葬は季節や天候(暴風雨など)にも左右されることも考えられます。

後述となりますが、このコロナ禍で近親者のみ(家族葬)で更に参列者を絞ることによって、「自宅葬ができた」というお客様もいらっしゃいました。

あくまで、目安ですが、自宅葬の場合10名前後が三密回避が可能だと考えます。

人数が多い場合は、お式の前にお別れと焼香をして退室いただくのも一つの方法だと考えます。

 

今回はここまでとさせていただき、次回続きをお話させていただきます。

それでは、皆様、自身は自身で感染から守ってください。慣れが禁物ですので。

失礼致します。

 

文責 藤原

 

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